DETAIL
最高品質のコーヒー栽培ができる環境を探している中で出会った農園の一つがハイメ氏が経営する「ルパタ農園」でした。元々素晴らしい条件が揃っている同農園ですが、更なる品質向上のために信頼関係を築きながら取り組みを行っています。
農園周辺は自然保護区に指定されており、農園で働く人々は、原生林を活かした栽培やきれいな水質を保つための工夫を重ねながらコーヒーの品質向上に努めています。
また雲上に位置する標高のため、昼夜の気温差が大きく、余韻の長い豊かな甘みを感じるだけでなく、複雑で上質な酸質を生み出しています。
“ピンクブルボン”にウォッシュド精製を施すことで、同品種のポテンシャルを最大限に引き出しています。
脱果肉後、蓋をしないタンクで24~36時間発酵させ、その後水洗して低温乾燥を行います。発酵のコントロールは「微生物」「内圧」「温度」「時間」を指標に用いており、それぞれのバロメーターから最適解を算出し調整しています。
これからは品種のポテンシャルに依存せず、チェリーに存在する乳酸菌や出芽酵母を培養、ダブル発酵プロセスを経ることでフレーバーの多様化を図るなど、今後の発展にも目が離せない農園です。
生産国・コロンビア
生産地域・アンティオキア県・モンテベッロ・サバニタス
標高・2,000m-2,100m
品種・ピンクブルボン
生産処理・ウォッシュト